2015年11月8日日曜日

モチベーション維持のための私家版10ヶ条

  1. あなたの評価と他人の評価は別のものです。自分がおもしろいと思えるものを精一杯おもしろいと表現できればそれでよいのです。
  2. あなたがそれをおもしろいと思うことと、他人がそれをどう評価するかは別のものです。ただ他人の評価のためだけに仕事をしてはいけません。
  3. 一方で、あなたの仕事は他人の評価を受けて初めて完成します。仕事には必ず宛先があるのです。自分の仕事のおもしろさ、有効性、やりがい等が人に伝わるよう、努力しましょう。
  4. その伝え方は様々です。仕事の質そのものがそれを伝えるのかもしれません。ただ自分の背中を見せることが必要なのかもしれません。時にはそれを言葉にして語る場面が必要になるのかもしれません。
  5. ただし、他人から評価を受けることが第一の目的になってはいけません。それでは本末転倒なのです。自分がおもしろいと感じられるかどうかが最優先なのです。
  6. あなたのモチベーションは必ず下がるときが来ます。それは極めて自然なことです。一つのことを続けていくのはとても難しいことです。まずはそれを認識しましょう。
  7. モチベーションの下がってしまった自分も「そうなるのも自然なこと」としてまずは受け入れ、自分の内側の様子をただ眺めるようにしましょう。
  8. モチベーションが上がるときは上がりますし、上がらないときは上がりません。食欲がないとき、無理に食事をとることはできません。止まない雨はありません。ただ待つしかないのです。なるようにしかならないのです。
  9. 雨がいつ降り止むのかわからないのと同じように、一度落ちたモチベーションがいつ回復するかはわかりません。そんな中ただ待っていると、焦る気持ちが出てくることもあります。それも当然なことなのです。焦る気持ちも含めて、自分の内側をただ眺めるようにしましょう。大丈夫、どんなことでも必ずなるようになります。
  10. 逆にモチベーションが上がっているときは、ある意味で要注意です。モチベーションの上がっているときは楽しいですし、「自分はなんでもやれる」というような錯覚を抱きがちです。しかし、仕事は楽しいことばかりではないですし、なんでもやれる人はめったにいません。モチベーションが高まったときこそ、そんな気持ちから一歩引いて、立ち止まって、自分の内側をただ眺める時間をとるようにしましょう。