2022年12月31日土曜日

2022年を振り返ってみる

今年は12/27まで授業してたり,ギリギリまで原稿書いてたりで,今日になっても年末感が全然ありません! まあ今日は1文字も書いてませんが……。

とりあえず,毎年恒例の今年の振り返りをやってみます。

論文

  1. オープン・ダイアローグと「チーム学校」 : 学校臨床へのオープン・ダイアローグ導入の挑戦
  2. 挫折体験の意味づけとフォーカシング的経験および外傷後成長との関連の検討

学会発表

  1. フォーカシング的態度からみたメンタライゼーションおよびPTG
  2. オープン・ダイアローグにおけるパーソン・センタード・セラピストの課題
  3. 映画『プリズン・サークル』鑑賞後のエンカウンター・グループの意義

自主シンポジウム

  1. PCA実践家養成に関する問題意識と訓練について: PCAの教育の本質部分はどこにあるのか?

  2. アンドロイドは人間性心理学の夢を見るか?

講演会・研修会等

  1. 映画「プリズン・サークル」を見て語り合う会
  2. 青年心理入門
  3. アンドロイドはカウンセラーの夢を見るか?

今年ははじめて自主シンポジウムを自分で企画できたのがおもしろかったですねー。来年もなんかやれたら楽しそうです。

また,映画の上映会をやれたのもおもしろかったです。映画+エンカウンター・グループの組み合わせ,かなり可能性あると思うんで今後もやれたらいいですね。協力してくださったゼミ生さんにはめっちゃお世話になりました。ありがとうございました。学会発表もできていい感じでした。

その他,オープン・ダイアローグの研究会を新しく立ち上げたり,心理療法のAIやDXについて考えたり,プライベートでもかなりいろいろあったりと,なかなか忙しい1年でした。noteも始めましたしね。

「リスタート: リベンジ」が今年の抱負だったんですが,これはそこそこ達成できた気がします。ただ,どうも多方面に手を出しすぎて,どれもこれも中途半端になってしまっているような気がします。来年は「きちんと最後までやる」を目標にしたいですねえ。

というわけで,来年もどうぞよろしくお願いいたします。

2022年12月5日月曜日

中国四国心理学会第78回大会で発表してきました

今井結雅・藤原陽央・押江隆(2022). 映画『プリズン・サークル』鑑賞後のエンカウンター・グループの意義. 中国四国心理学会第78回大会(ポスター発表).

映画「プリズン・サークル」を見て語り合う会に関する学会発表をしてきました。

映画を見てそれについて感想を話し合う場を,エンカウンター・グループの安全な風土のなかで用意するという,なかなかおもしろい試みができたように思います。もちろん課題もいろいろあり,まだまだ要検討なんですけどね。こういうことがまたやれたらいいなあと思いつつ,なかなか準備が大変なんですよねえ。

今年度のカリキュラムからミニ卒(卒論を書く前に自分たちで小さい研究をやってみる演習科目)がなくなり,その代わりの学習の機会でもありました。もちろん指導もしましたが,学生さんたちが,自分たちの手で立派に発表していて,感心しながら眺めていました。お疲れ様でした!

それにしても,この1週間前にも広島に行ってきたわけで,ここのところ広島行きまくりですわね。