2019年1月1日火曜日

ゆく年くる年2018-2019

年が明けました。1年のまとめ記事を大晦日に書いていたら,そのまま酒飲んで紅白見て孤独のグルメ見て寝てしまったので,今年の抱負とあわせて書きます。

業績について

まずは2018年の業績を振り返ってみます。

論文

  • 押江隆・池ヶ谷采佳・玖村奈美・山根倫也・坂本和久・矢瞳慶次郎・南和宏・白石潤一・香川実穂(印刷中). 地域に”つながり”を促進することを目的に実施した心理臨床ワークショップの検討: PCAグループおよびコミュニティ臨床の視点から, 山口県立大学学術情報, 12.

学会

口頭発表・ポスター発表

  1. Oshie, T. (2018) A challenge to unconditional positive regard for communities: facilitating hope beyond pathological frame of reference, 13th World Conference for Person-Centered and Experiential Psychotherapy and Counseling(口頭発表)
  2. Nakata, Y., Oishi, E., Oshie, T. & Shirai, M. (2018) Development of an inventory measuring an inherent effect of PCT, 13th World Conference for Person-Centered and Experiential Psychotherapy and Counseling(口頭発表)
  3. 谷和剛・坂本和久・押江隆(2018)大学のワークショップで実施した相互ウォッチワードの意義(1)──質問紙の分析から 中国四国心理学会第74回大会(ポスター発表)
  4. 坂本和久・谷和剛・押江隆(2018)大学のワークショップで実施した相互ウォッチワードの意義(2)──自由記述の分析から 中国四国心理学会第74回大会(ポスター発表)
  5. 村田弘子・押江隆(2018)超高齢者が「尊厳ある生」に至るプロセスの検討 中国四国心理学会第74回大会(ポスター発表)
  6. 堺香穂・押江隆(2018)共依存傾向と向社会的行動との関連および教員志望者と非教員志望者の共依存傾向の比較 ​九州心理学会第79回大会(ポスター発表)
  7. 香川実穂・沖林洋平・押江隆(2018)”理不尽な場面”で生起される感情と性格の関連,及び対処するための方略の有効性認知の検討​ 九州心理学会第79回大会(ポスター発表)
  8. 古賀伊月・押江隆(2018)イップスのきっかけとその経過のモデルの作成 ​九州心理学会第79回大会(ポスター発表)

シンポジウム・自主企画等

  1. 村山正治(企画者)・並木崇浩(企画者)・南陽子(企画者,話題提供者)・渡辺隆(話題提供者)・押江隆(話題提供者)・岩渕匡彦(話題提供者)・兒山志保美(指定討論者)・小野真由子(指定討論者)(2018)PCAGIP法・ファシリテーター論・実践上の工夫 日本人間性心理学会第37回大会(自主企画)

講演会・研修会等

  1. 「不登校講演会」講師(地域臨床研究会)2018年3月21日(フライヤー)
  2. 「生活相談員研修会(テーマ:“聴くこと”の科学)」講師(山口県警察本部)2018年6月20日
  3. 「発達障害児の支援ボランティア養成講座(テーマ: 思春期における発達障害児等の子どもの支援を学ぼう!)」講師(宇部市,宇部市教育委員会)2018年9月22日
  4. 「少年相談員研修会(私はひとと”遊ぶ”ことができるか?)」講師(周南警察署少年相談員連絡会)2018年11月29日
最近論文が書けていなかったのが,1本書けて安心しました。それとは別にrejectされちゃった論文があるので,気持ちを入れ替えてrebootしたいと思います。負けてられんぞー! あと2本,書きたいネタがあるのです。がんばろう。
学会についてはウィーンに行けたのが本当によかったです。英語は苦手だけど,たくさん刺激をいただくことができ,次の目標も見えてきました。
研究自体は某資格の試験もあり,昨年はあまり身動きが取れていなかったので,今年はがんばりますよ。いろいろとやってみたいことがあります。世の中に問うていきたいこともはっきりしてきましたしね。

昨年買ったゲーム

めっちゃ買ってるし……。スマブラSPはいま絶賛プレイ中です。全ファイター出しましたよ! 個人的にロックマン11はすごくおもしろかったのでもっと売れてほしいです。あと,セレステは神ゲーでしたねー。

昨年の抱負について

2018年を迎えて」には以下のように書きました。
今年の抱負は,「豊かになるためにわがままになる」にしたいと思います。
振り返ってみると,これはちゃんとやれていたと思います。コーヒーミルはいまだに買ってませんけど,事務仕事は順調に手を抜けています(やれよ)。
ちょっとした豊かさから,大きな豊かさまで,それを実現するために,わがままになる1年にしたいと思います。
特に大きな豊かさについてはPythonでメッセージを表示することもできましたし(謎),いい感じでわがままにやれているのではないでしょうか。

今年の抱負について

では今年の抱負はどうするか。今年の抱負は「自分ができることを誰でもできると思わない。自分ができることを,それがどうやったらできるようになるか人に伝えるために,言葉にしていくことを考える」とします。ちょっと長いですね。
臨床経験を2007年11月からとするならば,もう11年ぐらい臨床らしいことをやっていることになるんですね。ずっと初学者のつもりでいましたけど,そこそこ続けているからこそ,できるようになってきていることもあることに気づいてきています。
ずっと初学者のつもりでいると,ハングリー精神は育まれますけど,一方で「自分のような人間ができるんだから,誰だってできるだろう」とつい考えてしまうところがあるみたいなんですよね。でも,それだと学生さんに対してハードルを高くすることになってしまいますし,何も伝わらないことになってしまいます。
ですから,ハングリー精神は大事にしながらも,「自分だからこそできること」があることを素直に認め,それを丁寧に言葉にする仕事を,今年1年やっていきたいと思います。要は,ちょっと大人になってみようということですね。もう今年で40になりますし。って,不惑にはほど遠いなー。
というわけで,今年もどうぞよろしくお願いいたします。