2015年12月26日土曜日

ドラえもんは私の原点

Amazonプライムに加入しまして、プライム・ビデオを観れるようになりました。そのおかげでここのところ映画をたくさん観てるんですけど、最近ドラえもんが配信されていて、何気なく見始めてから、すっかりハマってしまいました。

私が理系っぽい趣向を持つ原点は藤子・F・不二雄作品にあります。SFといえば「すこし・ふしぎ」ですよ。特にドラえもんは大切な作品です。ドラえもんに触れてなかったら、大学教員にはなってなかったんじゃないかなあ。

「のび太と鉄人兵団」とか「のび太の魔界大冒険」とか、リメイクされてるんですねー。懐かしいです。

リアルタイムで見ていた層からは、「新・鉄人兵団」のピッポの存在や、「新・魔界大冒険」のストーリー変更には若干の違和感がありますが、これはこれであり。鉄人兵団では小さい頃と同じで大泣きしましたよ。リルルは天使になったんだよ──! うわーん!(36歳男性・独身ひとり泣き)

自分の原点を見ているようでもあり、とてもいい時間を過ごすことができています。「日本誕生」を観たその次は、「新・のび太の恐竜」を観ますよ!

2015年11月8日日曜日

モチベーション維持のための私家版10ヶ条

  1. あなたの評価と他人の評価は別のものです。自分がおもしろいと思えるものを精一杯おもしろいと表現できればそれでよいのです。
  2. あなたがそれをおもしろいと思うことと、他人がそれをどう評価するかは別のものです。ただ他人の評価のためだけに仕事をしてはいけません。
  3. 一方で、あなたの仕事は他人の評価を受けて初めて完成します。仕事には必ず宛先があるのです。自分の仕事のおもしろさ、有効性、やりがい等が人に伝わるよう、努力しましょう。
  4. その伝え方は様々です。仕事の質そのものがそれを伝えるのかもしれません。ただ自分の背中を見せることが必要なのかもしれません。時にはそれを言葉にして語る場面が必要になるのかもしれません。
  5. ただし、他人から評価を受けることが第一の目的になってはいけません。それでは本末転倒なのです。自分がおもしろいと感じられるかどうかが最優先なのです。
  6. あなたのモチベーションは必ず下がるときが来ます。それは極めて自然なことです。一つのことを続けていくのはとても難しいことです。まずはそれを認識しましょう。
  7. モチベーションの下がってしまった自分も「そうなるのも自然なこと」としてまずは受け入れ、自分の内側の様子をただ眺めるようにしましょう。
  8. モチベーションが上がるときは上がりますし、上がらないときは上がりません。食欲がないとき、無理に食事をとることはできません。止まない雨はありません。ただ待つしかないのです。なるようにしかならないのです。
  9. 雨がいつ降り止むのかわからないのと同じように、一度落ちたモチベーションがいつ回復するかはわかりません。そんな中ただ待っていると、焦る気持ちが出てくることもあります。それも当然なことなのです。焦る気持ちも含めて、自分の内側をただ眺めるようにしましょう。大丈夫、どんなことでも必ずなるようになります。
  10. 逆にモチベーションが上がっているときは、ある意味で要注意です。モチベーションの上がっているときは楽しいですし、「自分はなんでもやれる」というような錯覚を抱きがちです。しかし、仕事は楽しいことばかりではないですし、なんでもやれる人はめったにいません。モチベーションが高まったときこそ、そんな気持ちから一歩引いて、立ち止まって、自分の内側をただ眺める時間をとるようにしましょう。

2015年9月16日水曜日

日本人間性心理学会 平成27年度奨励賞を受賞しました(※追記あり)

受賞の際のコメントを何も考えていなくてマイクを向けられたときフリーズしてしまいましたが,無事受賞することができました。コミュニティ・アプローチの研究が受賞理由でした。

授賞式の時に少ししゃべりましたけど,コミュニティ・アプローチについては僕の中では,自分のおもしろいことをおもしろいようにやってきたら,地域のいろんな人が手伝ってくれて,盛り上がっていったというような感覚を持っています。"Just for fun"の精神ですね。謙遜でもなんでもなくて,自分が何か特別なことをしたという感覚ははっきり言ってないです。論文は自分なりにがんばって書いてますけど,まだまだこれからですね。

「地に足をつけて生きる」ことが今年の目標ですし,おごることなく,相変わらずの調子で生きていきたいと思います。スーパーマリオメーカー楽しい楽しい!✌ ('ω' ✌ )三 ✌ ('ω') ✌ 三( ✌ 'ω') ✌


(2015年9月21日追記)
学会で関西に顔を出した時に,大切な仲間たちが祝賀会を開いてくれました。気心の知れた仲間たちと過ごす時間って,やっぱりいいですね。


賞以上に,こういう時間を過ごすことができて,本当に嬉しかったです。ありがとうございました。

2015年9月10日木曜日

PDFをJPEGに変換するシェルスクリプトpdftojpeg※追記あり

PDFをJPEGに変換する機会が多いので,シェルスクリプトを書いてみました。
#!/bin/sh
if [ $# -ne 1 ]; then
  echo "Usage: pdftojpeg [file]" 1>&2
  exit 1
fi
pdftoppm $1 ${1/.pdf/}
for f in $1
do
    convert ${f%.*}-*.ppm ${f/.pdf/.jpg}
done
rm ${1%.*}-*.ppm
※Imagemagickとpoppler-utilsが必要です

※追記
そんなんあったの……_| ̄|○情報提供ありがとうございました!

2015年8月9日日曜日

Intel Compute Stick BOXSTCK1A32WFCR


買いました。Ubuntu版を買うつもりだったのですが,発売延期しまくっててアレな気分になったので,Windows版を買ってこのあたりを参考にUbuntuをつっこみました。たまにBTを見失うのが気になりますが,概ね正常に動作しています。

その後ゴニョゴニョして,Nexus 5をディスプレイ代わりにする環境を作りました。BTキーボードやマウスを組み合わせれば,なんとか仕事できます。これでノートPCを持ち歩かなくてよさそう。HDMI->VGA変換器も電源なしで使えています。講義や学会発表でかなり使えそうですねー。

2015年7月7日火曜日

私のボランティア組織論

私は地域臨床研究会という団体を組織し,そこを母体として次の4つのコミュニティを運営しています。
不登校・発達障害児支援グループ かすたネット
不登校や発達障害などにより「学校に困難を感じている子ども」に居場所を提供する,大阪府茨木市のフリースペースです
ほたるネット
不登校や発達障害などにより「学校に困難を感じている子ども」に居場所を提供する,山口県山口市のフリースペースです
関西働き方研究所
「働くこと」に関する不安や悩みを,地域のメンバーの知恵を集めて「研究」する,兵庫県西宮市の「働く人のための相談グループ」です
HOTちゃぶ
「自分の性格について考えたい」,「バイト先の人間関係が難しい」,「自分の将来について考えたい」,「グチを吐きたい」,「人とゆっくり話がしたい」、「自分の気持ちを整理したい」など,いろいろなことをみんなで話し合う,お茶会みたいなグループです
このうち「ボランティア団体」として位置づけられるのは「かすたネット」と「ほたるネット」です。両者ともに,「ボランティアスタッフを募集」しています。

最近しばしば感じるのは,私自身が「ボランティア」という言葉で言い表そうとする意味と,世間一般のイメージが,かけ離れているということです。 巷のイメージではボランティア活動は,とてもまじめというか,「滅私奉公」の精神で行うものと位置づけられているように感じます。しかし,私にとってボランティア活動はそのようなものではありません。

かすたネット/ほたるネットでは子どもさんに居場所を提供する活動をしているわけですが,私はスタッフさんにもできる限り自由に過ごしてもらいたいと考えています。スタッフさんが一人で本を読んだり,落書きをしたりするのも自由です。スタッフさんが「援助者」として振る舞うよりは,好き勝手自由に過ごせていたほうが,かえって子どもさんにとっても援助的であることを,私はこれまでの体験や調査から見出してきました。

以前かすたネットでは,経営状態が行き詰まって収入をどこから得るかを話し合ったときに,スタッフさんから「自分たちも参加費を払えばいい」という声が出て,仰天したことをよく覚えています。スタッフさんの話をよくよく聞いていると,どうやらかすたネットはスタッフさんにとっても居場所になっているとのことらしいのです。

スタッフさんのインタビュー調査をしてみると,「子どもに遊んでもらっている」というような声がたくさん聞かれました。私の見る限り,かすたネットもほたるネットもスタッフさんたちはとてもいい仕事をしてくれているのですが,スタッフさんから見たかすたネットでの活動は「スタッフとして援助している」というよりは,「子どもを楽しませているというだけでなく,自分自身も楽しんでいる」というような体験なのです。

同様の体験は私自身もしていて,いま私は山口に住んでますけど,もともと私は関西の出身で,関西に帰る場所がもうないんですね。でも,引越し後に用事があって関西に行ったついでにかすたネットに参加させていただいたとき,みんながとても暖かく受け入れてくれて,「自分には帰ることのできる場所があった」と感じてとても嬉しかったのをよく覚えています。私自身,かすたネットにすごく救われているわけです。こんなありがたいことはないと思います。

最近でも,スタッフさんからは「この活動はボランティアっぽくない」,「この活動は自分自身も自由に過ごして楽しむわけだからボランティアではない」という声すら聞かれます。しかし,"volunteer"という単語の意味は単に「自発的な活動」であるわけですから,「自由に過ごせる」から,「自分も楽しめるから」という理由で「ボランティアではない」と位置づけるのは,私の考えでは間違っています。まじめなものだけが,滅私奉公するものだけがボランティアではないです。

私は,ボランティア団体を運営する人は,常に「搾取」の問題に敏感であるべきだと思っています。
ボランティア活動においても,参加してくださる方にとって何らかの報酬があるべきです。もし可能なら,ボランティアの方にはお金が支払われるべきです。それが最も効率的な報酬だからです。しかし,経済的な事情等から,必ずしもお金が支払われるわけではないですし,必ずしもお金にならないからこそのボランティア活動であることも多いです。そこで,お金に代わる報酬がボランティア活動には求められると考えています。一切の報酬が提供できなければ,それはすでに搾取です。繰り返しますが,「ボランティアはただで使える都合のよい存在」では決してありません。

かすたネットやほたるネットは無償のボランティア活動ですが,これまでの調査の結果から,スタッフさんにはお金の代わりに「子どもだけでなくスタッフさんにとっても居場所になっている」という報酬を提供できていると考えています。ただし,「かすたネット/ほたるネットがスタッフさんにとっても居場所になっている」というのは,運営側,つまり私の思い込みかもしれません。「搾取」の構造になっていないかどうか,運営側が常に意識しておく必要があると思っています。

またボランティアは「自発的な協力者」であるわけですから,決して活動が強制されてはいけません。負担もできることなら大きくない方がよいです。それぞれの力が少しずつ重なりあうことで,大きなことが可能になるような仕組み作りが,ボランティアを組織する上では必要不可欠だと考えます。もし何らかのかたちで活動を強制されるのであれば,その方にはお金が支払われるべきです。

以上の点で,かすたネット/ほたるネットの,「スタッフ各自が自由に過ごすことが,子どもさんにとってもお役に立つ」という組織のあり方は,理想的なボランティア団体のあり方として結構いい線いっていると自負しているのですが,いかがでしょうか。

かすたネットやほたるネットでは子どもさんだけでなくスタッフさんも可能な限り自由に過ごしてほしい,自分がしたいことをしてほしいと考えている理由の1つはこのようなことなのです。 こういうボランティアのあり方もあるのだというのをわかってほしいです。

2015年6月22日月曜日

定時制高校におけるエンカウンター・グループの事例報告: PCAグループ,コミュニティ臨床の視点から

"押江隆・小黒明日香・稲田一善(2014)定時制高校におけるエンカウンター・グループの事例報告──PCAグループ,コミュニティ臨床の視点から 学校メンタルヘルス, 17(2), 182-191."

ブログに書くのが遅くなっちゃいましたが。「つい先日,もう1本別の論文もacceptされて(めでたい!)」とか書いていたのはこの論文のことでした。

これは,とある高校で実施したPCAグループの事例報告ですね。PCAグループの実践仮説はもちろんのこと,それ以上に高校の教員やボランティアスタッフさんとのコラボレーションモデルについて書きたかったのです。そのあたり,もうちょっと書き方を考えないといけないなあと思っています。精進しますです。