2014年12月31日水曜日

2014年を振り返ってみる(1) 2014年ページビューランキング

大晦日ですね。つい最近「2013年を振り返る」記事を書いたような気がするのですが,月日が経つのは早いものです。

このブログを立ち上げて1年とちょっとが経過しました。三日坊主になると思いきや,結構な数の記事がたまってきましたし,今年のページビューランキングをまとめてみます。

5位. 明日から教壇に立つ人のためのメンタルヘルス講座

7月に実施したメンタルヘルス講座の記事ですね。明日から教壇に立つ人も,すでに立っている人も,特に立たない人も,いろいろな方に参加していただきました。この講座は学校教育実践研究という大学院の授業の一環で実施したんですけど,院生さんたちがいい仕事をしてくれて,反省点もあるもののなかなかよい講座になったのではないでしょうか。参加者の方からありがたいフィードバックもありました。

院生さんからこの講座を実施した経験が役に立ったという声があり,嬉しいことです。こういう声が聞こえるような授業をやっていきたいですね。

4位. 教えられることと,教えられないこと

この記事は書かないではいられなかったですね……。

社会学部→社会学研究科→心理学研究科と渡り歩いてきて,いま教育学部にいるわけですが,教育万能論みたいな声を時折耳にするのが私にとっては大きなカルチャーショックでした。

「『命を大切にする教育』をするな」ということが言いたいわけではないですよ。殺人事件の原因が教育だと言わんばかりの言説はどうなのよ,という話です。

3位. 「叱ってくれる人」を大切にしましょう

この記事に解説を加えるのは野暮なのでやめますけど,この仕事をしていて一番怖いのは「叱ってくれる人」が本当にいなくなっていくことだなーとよく感じます。

2位. 大学院は研究をするところです

「研究」という言葉で言い表そうとする意味って,人によってずいぶん違うようなのでなんとも言えないですけど,大学院に進学を希望される方には開拓者精神というか,自分たち一人ひとりがディベロッパーであることを自負していただきたいというのがこの記事で言いたかったことです。

ディベロッパーなんですから,なんでも教えてもらえるわけじゃないですよ。自分で切り拓いていなないとだめです。って完全に老害の発言ですな。まあ,老害であるのもひとつの仕事なんでしょう。私って,案外頑固なんですよねえ。最近知りましたけど。

1位. 松屋と,すき家と,それからたかし。みんなちがってみんないい。

なんでこれが1位やねん。全然関係ないですけど,金子みすゞ記念館はとてもいいところでしたね。オチがついたところでランキング終わり。